国際文化コースでは、適応力や協調性が国際人としての大切な素質と考え、世界のどのような人々に対しても敬意を払うことが出来る、寛容で温かい心を一人一人の生徒が育むことを願っています。こうした教育方針に基づいて、国際文化コースの生徒はコミュニティ・サービス（地域奉仕活動）に参加し、ボランティア精神を養います。
　今年も２年生は、いくつかの福祉施設に分散し、体験ボランティアに従事しました。夏休みからしっかりと準備してきたことを現場でいろいろな角度から確認し、各自が視野を広げて一回り大きく成長する機会となりました。
　特別養護老人ホームで働いておられる国際文化コース卒業生（１期生・平成３年度卒業）にも大変お世話になりました。彼女のように、このプログラムを経て福祉関係に進まれた卒業生も少なくありません。ありがとうございました。