グローバル時代においては、地域社会が直面する諸課題に大学が向き合い取り組むコミュニティーエンゲージメント（地域社会との連携・協働）が大切とされています。大学・地域社会連携会議（UCEC)は大学と地域社会の双方が有益な関係を築くために協議する場で有り、マレーシア科学大学（USM）とAPUCEN(Asia Pacific University Community Engagement Network)会員大学が共催し、APUCENが後援する会議です。

　この度、日本で初めて開催される運びとなり、主に英語で進行された京都外国語大学森田記念講堂での開会式・基調講演に、本校生徒（特進コース・国際文化コース）が高校・大学連携事業およびユネスコ・スクール活動の一環として参加・聴講しました。特に、今年６月に第２７回関西高校模擬国連大会で議長を務めた本校国際文化コース３年生の４名は、写真の通り、公益財団法人国際文化会館理事長・元国際連合事務次長　明石　康 氏ならびにマレーシア科学大学副理事長Professor Datuk Dr.Asma Ismail（Ph.D）氏から激励をいただき、大いに感銘を受けることになりました。高大連携が盛んな本学ならではの教育活動となりました。